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Stable DiffusionのWebUI比較|ForgeとComfyUIどっち?

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こんにちは、ローカルAI工房のコーボーです。

Stable Diffusionをローカルで始めようと調べると、AUTOMATIC1111・Forge・ComfyUIと似た名前のWebUIがいくつも出てきて、「結局どれを入れればいいの?」と手が止まりますよね。実はこの世界、開発が止まってしまったUIと今も更新が続くUIがはっきり分かれていて、名前の知名度だけで選ぶと最初からつまずきます。私は画像生成にForge系、動画生成にComfyUIと両方を毎日使っているので、その実感も込みで整理していきますね。

  • 2026年時点で選ぶべきWebUIの結論
  • AUTOMATIC1111・Forge系・ComfyUIの開発状況
  • ForgeとComfyUIの項目別のちがい
  • 失敗しにくい導入方法
Stable DiffusionのWebUI比較のイメージ
目次

結論:ForgeとComfyUIの選び方

まず結論からお伝えします。2026年8月の執筆時点で、これからStable DiffusionのWebUIを新しく選ぶなら、候補は実質2系統です。

2026年時点の選び方

・分かりやすい画面でまず画像生成を始めたい → Forge Neo(Forge系)
・動画生成や凝ったワークフローまで見据えたい → ComfyUI
・昔の定番AUTOMATIC1111は、今から新規では選ばない

ポイントは「更新が続いている系統から選ぶ」こと。生成AIは新しいモデルが数ヶ月ごとに出る世界なので、開発が止まったUIを選ぶと、新モデルが使えず取り残されてしまうんですよね。

直感的に使いたいならForge Neo

Forge NeoはAUTOMATIC1111から続く「フォームに入力して生成ボタンを押す」タイプの画面です。プロンプト欄・設定欄・生成ボタンという構成が一目で分かるので、初めての人でも迷いにくいのが強みですね。それでいて開発が活発で、新しい画像生成モデルへの対応も速い。「昔ながらの分かりやすい画面」と「現役の更新ペース」を両立しているのがForge Neo、というイメージです。

動画までやるならComfyUI

ComfyUIは箱(ノード)を線でつなぐ、いわゆるノード式のUIです。見た目は正直とっつきにくいんですが、その分自由度は最強クラスで、新しい技術への対応スピードも最速。特に動画生成をローカルでやるなら、執筆時点では事実上ComfyUI一択です。私も動画生成はComfyUIでやっています。最初は面食らいますが、いまは公式テンプレートを読み込むだけで定番構成が組めるので、昔ほど怖がらなくて大丈夫ですよ。

そもそもWebUIとは何か

比較に入る前に、WebUIという言葉だけ短く整理しておきますね。ここが曖昧だと「Stable DiffusionとComfyUIって何が違うの?」と混乱しがちなので。

Stable Diffusionは画像を生成するAIモデル、いわばエンジンです。エンジン単体では操作できないので、プロンプトを入力したり設定を変えたりするための操作画面=WebUIをかぶせて使います。車で言うとハンドルや運転席ですね。ブラウザ上で操作する画面なので「Web」UIと呼ばれますが、動作自体は自分のPCの中で完結します。

大事なのは、エンジン(モデル)は共通で、運転席(WebUI)だけ好みに合わせて選べるということ。同じモデルファイルをForge Neoでも ComfyUIでも使い回せるので、「どっちかを選んだら一生そのまま」ではありません。気軽に選んでOKです。WebUI以前の基礎から知りたい方は、Stable Diffusionをローカルで始める方法で導入の全体像を解説しています。

AIエンジンと操作画面の関係のイメージ

主要WebUIの開発状況まとめ

WebUI選びで一番大事なのに見落とされがちなのが、開発が続いているかどうかです。執筆時点(2026年8月)の状況を表にまとめました。

WebUI 系統 開発状況(執筆時点) ひとこと評価
AUTOMATIC1111 フォーム型の元祖 正式版は2024年7月で停止気味 解説記事は多いが新モデル非対応
Forge A1111の高速化版 2025年で更新停滞 役目はForge Neoへ
Forge Neo Forgeの後継 活発に更新中 フォーム型の現役本命
reForge A1111系の派生 更新は継続もペース緩やか 既存ユーザー向け
ComfyUI ノード式 非常に活発 新技術対応が最速

開発状況は変わりやすいので、あくまで執筆時点の目安として見てください。最新の正確な情報は各公式サイトでご確認ください。

AUTOMATIC1111は今から選ばない

AUTOMATIC1111(通称A1111)は長らくWebUIの代名詞で、ネット上の解説記事も圧倒的に多いです。ただ、正式版の更新は2024年7月のv1.10.1を最後に止まったままで、FLUXをはじめとする近年の新モデルには対応していません(出典:AUTOMATIC1111公式GitHub)。検索すると今でもA1111のインストール解説が上位に出てくるんですが、今から新規で入れる理由はほぼ無い、というのが正直なところです。

古い解説記事に注意

「Stable Diffusion 始め方」で検索すると、開発停止前のA1111を前提にした記事がまだ多くヒットします。書かれた日付を確認して、2025年以降の情報かどうかを見るクセをつけると失敗しにくいですよ。

Forge系の現役はForge Neo

Forgeは元々、A1111を高速化・省VRAM化した派生版として人気を集めました。ただ本家Forgeも更新が停滞し、現在は有志の開発者が引き継いだForge Neoが事実上の後継です(出典:Forge Neo公式GitHub)。画面や使い勝手はA1111とほぼ同じなので、過去のA1111向け解説の多くがそのまま参考にできます。それでいてQwen-ImageやWan 2.2といった2025年以降の新モデルにも対応していて、更新ペースも活発。A1111の資産(情報量・分かりやすさ)と現役の開発体制のいいとこ取りができるポジションです。

ComfyUIは新技術対応が最速

ComfyUIは処理の流れをノードで組み立てるタイプのWebUIで、いまや世界的に開発の中心がここに集まっています。新しいモデルや新技術が出たとき、真っ先に対応されるのはほぼ毎回ComfyUIです(出典:ComfyUI公式サイト)。以前は「上級者向け」の印象が強かったんですが、インストーラー付きのDesktop版や公式テンプレート機能が整備されて、テンプレートを選ぶだけで定番のワークフローが自動で組まれるようになりました。入口のハードルは執筆時点でだいぶ下がったかなと思います。

WebUIの開発状況の分かれ道のイメージ

コーボー◆コーボーのワンポイント

私も画像生成の本番環境はずっとA1111系の画面(Forge系)を使い続けています。毎日大量に生成する実務だと、慣れた画面で手が勝手に動くことがそのまま生産性なんですよね。一方で新しいモデルを試すときや動画生成はComfyUI。「メインはフォーム型、新技術はComfyUI」という二刀流は実務でもかなり快適です。

ForgeとComfyUIを項目別に比較

ここからは本命の2つ、Forge Neo(フォーム型)とComfyUI(ノード式)を項目ごとに比べていきます。どちらが優れているというより、何を優先するかで正解が変わる比較だと思って読んでみてください。

フォーム型UIとノード式UIの画面比較のイメージ

画面の分かりやすさ

ここは明確にForge Neoの勝ちです。プロンプトを書いて、サイズを選んで、Generateボタンを押す。初日から迷いなく使えます。ComfyUIは初回に画面いっぱいのノードと配線を見て「うっ」となる人が多い(私もなりました)。ただ、ComfyUIも自分でゼロから配線する必要はなくて、テンプレートを読み込めば画像生成まではすぐ到達できます。「初日の分かりやすさ」はForge Neo、「慣れたあとの見通しの良さ」はComfyUIという感覚ですね。ノード式は処理の流れが全部見えるので、仕組みの理解が深まるという副産物もあります。

新モデルへの対応速度

スピード勝負ならComfyUIです。新モデルが出た当日〜数日でワークフローが出回ることも珍しくありません。Forge Neoも主要モデルにはしっかり追従していますが、順番としてはComfyUI対応が先、フォーム型UIは後から、という流れが多いです。とはいえ画像生成の定番モデル(SDXL系など)を使う分には、どちらでも困ることはまずありません。「出たばかりの最新モデルを即日試したい」タイプの人だけ、ComfyUIの速さが効いてきます。

動画生成への広がり

将来動画までやりたいなら、ここが決め手になります。Wan 2.2のようなローカル動画生成モデルは、執筆時点ではComfyUIで動かすのが事実上の標準です。私もComfyUI+Wan 2.2で動画生成をしていますが、RTX 4070 SUPER(VRAM 12GB)の実測で576×1024・5秒の動画1本に約15〜27分、VRAM使用は約10.3GBでした。画像生成より一段重い世界なので、スペックの余裕も必要になってきます。詳しい手順は動画生成AIをローカルで始める方法にまとめました。

コーボー◆コーボーのワンポイント

動画生成を試して痛感したのは、UIの差より先にVRAMの壁が来るということ。私の12GB環境だと720×1280はメモリ不足で生成できませんでした。動画まで見据えるなら、UI選びと同時にVRAM 16GB以上のGPUを視野に入れておくと後悔しにくいですよ。

導入はStability Matrixが簡単

選ぶUIが決まったら、導入方法です。GitやPythonを触る手動インストールもできますが、初心者にはランチャーソフトのStability Matrix経由をおすすめします。Forge NeoもComfyUIも一覧から選んでボタンを押すだけで入りますし、アップデート管理までやってくれます。

両方入れて試すのもアリ

Stability Matrixならモデルファイルを複数のUIで共有できるので、Forge NeoとComfyUIを両方入れて使い比べる、という贅沢な選び方もできます。容量を無駄にせず乗り換え先を試せるのは大きいです。

なお、どのUIを選んでも快適さを決めるのは結局GPUとVRAMです。目安としてVRAM 12GB以上が現実的、16GBあると快適というのが一般的な水準ですね。スペックの考え方は生成AI向けパソコンのスペック解説を、これからPCごと用意する方はAI画像生成向けパソコンの選び方を参考にしてみてください。

WebUI選びのよくある質問

A1111向けの解説記事を見ながらForge Neoを使えますか?

かなりの部分で使えます。Forge NeoはA1111系の画面構成を受け継いでいるので、プロンプトの書き方・設定項目・拡張機能の考え方など、既存のA1111解説の多くがそのまま参考になります。インストール手順だけはForge Neo向けの情報を見てください。

ForgeとForge Neo、reForgeは何が違うんですか?

いずれもA1111から枝分かれした親戚です。本家Forgeは更新が停滞し、有志が引き継いだ後継がForge Neo。reForgeは別の開発者による派生版です。執筆時点で新規に選ぶなら、更新が活発で新モデル対応も速いForge Neoが有力かなと思います。

ComfyUIは初心者には無理ですか?

そんなことはないですよ。公式テンプレートを読み込めば、配線済みのワークフローで画像生成までは初日に到達できます。「ゼロからノードを組む」のは慣れてからで大丈夫。最初からComfyUIで始めて、テンプレートを少しずつ改造しながら覚える人も増えています。

あとから別のWebUIに乗り換えたら、モデルは買い直し…じゃなくて入れ直しですか?

モデルファイル自体は共通なので使い回せます。フォルダを置き直すか、Stability Matrixの共有機能を使えば同じモデルを複数UIから参照できます。WebUI選びは「やり直しがきく選択」なので、気楽に決めて大丈夫です。

結局、最初の1つはどっちにすべきですか?

迷ったらForge Neoから始めるのが無難です。画面が直感的でつまずきが少なく、画像生成の基礎を覚えるのに向いています。そのうえで動画や最新技術に興味が出てきたらComfyUIを追加する、という二段構えが失敗しにくいですよ。

まとめ:更新が続くUIから選ぼう

最後に要点をまとめますね。

・2026年時点の候補はForge NeoComfyUIの2系統
・AUTOMATIC1111と本家Forgeは更新停滞。今から新規では選ばない
・直感的な画面で画像生成を始めるならForge Neo
・動画生成・最新技術まで見据えるならComfyUI
・モデルは使い回せるので、両方試して乗り換えるのも自由
・導入はStability Matrix経由が簡単

WebUIは道具なので、一番大事なのは「更新が続いていて、自分が続けられるもの」を選ぶことです。どちらを選んでも、そこから先の生成AIライフはちゃんと広がっていきます。あなたの環境づくりの参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

AIイラスト制作を実務で行う工房主。RTX 4070 SUPER搭載PCでローカル生成環境(Forge Neo・ComfyUI)を毎日運用しています。数値は「実測」か「目安」かを明記する実測主義で、AIパソコン・グラボ選びの情報を発信中。近くRTX 5070 Ti(16GB)へ換装予定で、比較実測も公開していきます。

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